「アクア・アートとSDGs」!~ヤマトヌマエビ編~
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アクセスしていただきありがとうございます。
こんにちは!
SDGsエビ繫殖チームです。
今回は、私たちの取り組みの一つであるヤマトヌマエビの繁殖についてのお話です。
まず初めに、皆さんはヤマトヌマエビをご存知でしょうか。
ペットショップなどで販売されているヤマトヌマエビは、ほとんど採集されたもので、私達も以前、高知・四万十川の業者から仕入れていました。
日本にも生息している淡水域のエビで、コケを食べてくれる食性を持つためアクアリストから絶大な人気を誇っています。
アクア・アートのレギュラー水槽でも入れており、繁殖に成功しますと費用の削減はもちろん、繁殖は環境保護にもつながると思い、挑戦しました。
ヤマトヌマエビは抱卵すると、離さずに孵化するまで自分のお腹で守ります。(写真上段左)
やがてゾエアと呼ばれる、大きさ1㎜ほどの赤ちゃんが数百匹生まれます。(写真上段中央)
本来であればアユと同じように川で生まれ、流された海で育ち成長したら川に戻ってきます。
そのため、赤ちゃんが成長するまでは、汽水(淡水と海水が混ざった水質)で飼育しなければいけないので、大変難しいとされています。
挑戦の日々は続きましたが失敗が続き、結果として、毎日世話をしなくてはならない点から自社繫殖には向いていないと判断し、断念しました。
日々の管理方法を再検討し、いつの日か皆さんに“繁殖成功”のご報告ができるよう、あきらめず挑戦したいと思っています。
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では、次回もお楽しみに~!